快刀乱麻クリニック

2016-08-28
(第3505話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(13)~引き算ワインド・アップ〜   

「ワインド・アップ」の記事を編集しながら、
ヒデくん、必死で(!?)読んでいるだろうね。
ん?
ヒデヒコさんじゃなくて、ホンモノのヒデくんよ。
なぜなら、
「ワインド・アップ」
に目下、大注目中!だからだ。

「スタートが難しいわぁ〜」
と、うなるヒデくん。
とは言え、結構楽しみながら、
モロモロ研究中のようだ。

実はヒデくん、最近、今までにない感覚で持って、
ダンスの面白さに魅了されているみたいなのだ。
なぜって、ただいま大阪にて開催中のワークショップで
「カウンター・バランスって、
ホンマ、大事やなぁ」
ということに、気づいたから・・・

ワインド・アップだけではない。
社交ダンスにおいて、
カウンター・バランス(カウンターは、反対の意味)
は、いたるところに適用できるもの。
まずは、自分のカラダの中に・・・
左右
上下
前後
上級ボディになればなるほどに、
無数の組み合わせからのカウンター・バランスが
存在するようになる。
それから、相手との、カウンター・バランスへ・・・
相手の関わりで、
カウンター・バランスをとるパーツの数は、
一気に増える。
その最終的な現れが、トップラインに出て来るんだ。
だもんで、

頭の部分だけ、相手から離しても、NG
男女、各自に、相当の実力がないと、
あ、良いバランスがとれたぁと思っても、
一瞬だけで、あとは崩れちゃうってことは
十分ありうる・・・

「フシャァ〜!!
難しいもんやなぁ」
と言いながらも、
「夢のように、スタートが切れる、奇跡の瞬間」
を夢見つつ、
一人練習をしている姿に、
ヒデくんの成長を観ている、今日この頃だ。

さて、ワインド・アップの話に戻ろう。
ワインド・アップ・テクの内容は、
「ローテーション、スウェイ、エクステンション」
というボディ・アクションのブレンドだ。
まずは一人練習で、
3つのアクションを感じることが重要。
それから、二人で、合わせてみる・・・

少しの狂いで、
バタバタと崩れてしまわないような、
バランス力が必要。
股関節や背骨を始めとする関節群総動員での微調整が、
キーを握っている。

ワインド・アップを思い切りやってみて
ダメって時のアドバイスを少々。
上記3つのアクションのうち
「スウェイ、エクステンション」をわざと、抜いてみる。
で、
「ローテーション」
つまり、CBM=背骨(胸椎)のみをやるんだ。
しかも、ショルダーやアームの回旋も抑えての
「引き算・ワインドアップ」
で、背筋を前方へ繰り出しす。
チョイと、左足のドライブ気味のワインド・アップとなる。
「そうか・・・足してもダメなら、
引いてみるわ・・・」
BY ヒデ

皆さんも、お試しあれ。

 

ミニ・ミニ ボイス

スタン専科
GOOD な質問がたくさんで、
一味違う学びが多いレッスンとなりました。
それにしても・・・
踊れるカラダ作りが進んでいるようで、ビックリ。
見えないスイングから生まれるライズ&フォールが
イメージするだけでできたんだもんねぇ〜。
イェ〜イ!
拍手。

 

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2016-08-28 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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