日本ユニバーサルダンス協会

2017-06-13
(第3794話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(35)~自分に対して責任をとり続ける~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

ジュンコ先生
『宿題』で目指していること
1つ目は、
『今までの悪い習慣をストップ、
良い習慣への切り替えを行う』
2つ目は、
『自分に対して責任をとり続ける意識を持つ』

 

エレナ
「なんか、厳しぃ〜。
それに、責任って言葉、重いです」

 

ジュンコ先生
「でも、自分に対してだけでいいのよ」

 

エレナ
「他の人への責任は取らなくていいってことですか?」

 

ジュンコ先生
「ええ・・・
っていうか、単純に、無理なのよ。
他の人への責任は、取れないの。
人にはそれぞれ、生まれ持った、
別々の『使命』『課題』があるからね」

 

エレナ
「ん?
ちょっと、意味がわかりません」

 

ジュンコ先生
「責任って、元々は、
『応答する』という意味なのよ。
自分のやるべき『使命』『課題』に、
応答し続ける状態にあることが、
『自分に対して責任をとり続ける』ってこと。
それに各自が専念する・・・
そうすれば、
結果、自分以外のものへの
責任も果たせる仕組みになっているわ」

 

エレナ
「ジュンコ先生は、教師の方々に、
『存在に対する教育』を手取り・足取りされるのは、
教師の方々への責任・・・ではないのですか?」

 

ジュンコ先生
『あなたたちが立派なダンス教師になれるよう、
ワタシが全責任を取る』
なんて言うと嘘になるわ(苦笑)」

 

エレナ
「立派な教師になれるかどうかは、
その人、次第ってこと?」

 

ジュンコ先生
「基本は、そうね。
というか、すべてが、自分次第、なの。
ワタシが、
教師への『存在に対する教育』を手取り・足取りするのは、
教師の方々への責任ではなく、自分への責任ね。
ワタシの果たすべき『使命』であり『任務』だから、
応答し続ける。
ワタシは、任務に専念する。
結果、教師の方々への責任も果たせることになる・・・」

 

エレナ
「なぁんか、ちょっと混乱してきましたが(汗)」

 

ジュンコ先生
「自分に引き受けられない責任は、
(自分の)人生にやってこないわ。
基本、自分の『使命』『課題』に関するものだからね。
応答できるはずなのよ」

 

エレナ
「ってことは・・・
受講者の方々への『宿題』
自分自身の
『使命』『課題』に、ちゃんと応答し、
取り組むように、ってことで、
出されているのですか?」

 

ジュンコ先生
「その通りよ」

 

ミニ・ミニ ボイス

ひさしぶりの“大阪”ですが・・・
ひさしぶりだぁ〜とは、感じないから、不思議。
“東京”でも“大阪”でも、
やっていることは、ずーっと一緒だから、かな。
切れ目のない濃厚な時間。
幸せです。

本日は、
協会のお仕事で、加古川へ行きます。
去年行かせていただいた「認知症の家族の会」
(第3527話参照)
また、呼んでいただけて光栄です。
ヒデくんの「音楽体操」の
生徒さん方とお会いできるのも楽しみです。
感謝を伝えてまいります。

 

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