エッセイ

2017-01-04
(第3634話)チョット中休み エッセイvol.130 神楽坂教室・お披露目会(3)~神楽坂でゼロからのスタート〜   

第32回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

前回の続き。

 

ヒデ
「いやぁ、もう、スゴかったですよ。
この13日間、
生まれて初めてという、体験ばっかりでしたよ。
特に、神楽坂入りした最初の3日間、
呆然自失の状態でしたから」

 

リポーター
「何があったのですか?」

 

ヒデ
「何があったというわけではないのですが・・・
借りた部屋が、なかなかのものだったのです(苦笑)
年季の入ったワンルーム。
設備面の状態がかなり良くない」

 

リポーター
「ビル自体が古いのですか?」

 

ヒデ
「それもありますが、
元々からの問題のようで・・・。
今、教室として借りている地下は、
以前ゴルフ練習場だったのです。
当時のオーナーさんの趣味だったそうで、
プロの先生を呼んでレッスンもやっていたそうです。
ビルは、そのためのもの、と聞いています。
つまり、ゴルフの練習場を作りたいがために、
上の居住部分を建てた・・・
地下がメインで、上は添え物って感じ。
地下は頑強で、上はペラペラしている(苦笑)
まぁ、僕らにしては、その方が良かったのですが」

 

リポーター
「なるほど、そういうことですか」

 

ヒデ
「部屋は、寒々としていて、
ホンマにめっちゃ寒いんです。
エアコンかけたら、
ホコリ・アレルギーが発症して、エライことになった。
初日は、まだ湯が出ないから、風呂も使えない。
発注していた布団がアルだけで、あとはなーにもない。
テレビもネットもない。
寂しくて、疲れて、気力がなくなってきて。
その夜は、全く寝られませんでした」

 

リポーター
「まぁ・・・。
ジュンコ先生は?」

 

ジュンコ先生
「まだ、大阪にいました。
それに、ワタシは、部屋の事情を観て知っていたので、
ずっとここでは、無理、とわかっていました。
レッスンに支障が出てはダメなので(笑)
自前でいつものホテルに何泊かはできるように、
予約を入れていたのです」

 

ヒデ
「ジュンコ先生が来てから、
ホテルで風呂に入れてもらって、
ベッドで休息をとってから、蘇ってきました(笑)」

 

リポーター
「大変だったのですね」

 

ヒデ
「(うなずく)
ゆっくりと湯船に浸かった時、
涙が出てきました。
今まで、ずーっと、
恵まれていたんやなぁと思いました。
すべて、ゼロからのスタートではなかったと、
気がつきました。
ダンスにおいても、教室においても、
すでに出来上がっていたもののおかげで、
さほど苦労なしにやってこれた。
ここ神楽坂で、ホンマにゼロから始まる、そう思いました。
ジュンコ先生から、
『神楽坂は、あなたの舞台だよ』
(第3547話参照)
と言われた意味が、
こういうことだったのかとわかる思いでした」

 

ジュンコ先生
「ヒデくん、この13日間で、ものすごく変わったのよ。
“東京”に来るたびに、進化してきたけれど、
今回、劇的に変わったわ」

 

ヒデ
「この先に進むために絶対に必要な『修行』を、
めっちゃ急いでさせてもらってた感じです。
まだまだ、終わってないですが・・・(苦笑)」

 

リポーター
「修行って、具体的にどういう?」

 

ヒデ
「真に、強くなる修行です。
もっと言えば
“間均り(まつり)”です」

 

ミニ・ミニ ボイス

東京スタン専科、初踊り・お神楽終了!!!
おかげ様で大盛況でした。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。

皆さん、
あんなに呑んで、
あんなに踊れるなんて信じれません。
ほんますごいですわ。

現在、ジュンコ先生は酔いつぶれていらっしゃるので、
今回はヒデが代理で書かせていただきました。
また改めて報告があると思います。

 

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2017-01-04 | Posted in エッセイ1 Comment » 

コメント1件

 sugichan | 2017.01.04 1:06

やってもうた~。
気がついたら千葉に入ってたー!
慌てて東京大手町まで戻ったよ^_^;
御神楽でお酒飲み過ぎた。
でも良いお酒ばかりで悪酔いせず。
美味しかったです(^_^)
一升近く飲んだ気がする~。

お忍びの大阪メンバーのかの王子は無事に帰り着いたかな。
お久しぶりの方や、超強力カップルも参加で、いや、すごいお祭りになったなー。楽しかったー❗

ジュンコ先生だいぶ日本酒飲んでたけど大丈夫かな?

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