エッセイ

2016-02-26
(第3321話)チョット中休み エッセイvol.125 社交ダンスが上手くなる教室・展望(28)~音楽の大切さを伝えられる教室〜 

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前回の続き。

 

リポーター
『理想の社交ダンス教室』について、
ミキヒコさんからも、
お話を聞かせていただきたいのですが。
よろしいでしょうか?」

 

ミキヒコ
「はい。
基本的には、ジュンコ先生やヒデさんと一緒ですが、
僕自身、
『こういう教室が良いなぁ』について、
特別に思っている部分があります。
お話していいですか?」

 

リポーター
「はい、ぜひ!」

 

ミキヒコ
「特別に思っている部分とは・・・音楽です。
僕にとっての理想のダンス教室は、
『音楽の大切さを伝えられる教室』です」

 

リポーター
「音楽ですか!
あぁ、
『幻のドラマー、ミキヒコさん』ですものね!?
バンドを組んで活動をされていたとは、驚きです。
うわさでは、女の子みたいに髪を長くして(笑)
見た目もドラムの腕前も
かなりのモノだったということですが・・・
プロ・ミュージシャンだったのですか?」

 

ミキヒコ
「プロを目指していたのですが、
セミ・プロで終わりました。
『零コンマ1秒の狂い』で、
道を断たれました(苦笑)
ドラムは、指揮者みたいなもので、
バンドの基準になるのです。
僕は、ほんのちょっと遅れてしまう・・・
それで、ダメだったのです」

 

リポーター
「わぁ〜厳しいですね。
でも、そんな、ミキヒコさんだからこその
『音楽の大切さを伝えられる教室』には、
深い意味があるのでしょうね」

 

ミキヒコ
「そうですね。
僕がビギナーだった時、
ジュンコ先生から指導を受けてすごく心に残ったのが、
リズム・ダンスでした。
ダンスをカタチからではなく、
リズムから捉える・・・
一緒に踊る相手とは、
音楽を媒体として、感じ合う。
そういう教えに、感銘を受けました。
ビギナー時代に、
『ダンスは音楽の表現だ』ということを、
カラダで学べたことは大きかったです。
ものすごく大切なことだったんだ、
と、今更ながら実感しています。
『ちゃんと、音楽指導ができる教室』で、
ダンスを学べば、
全然、違う成長をするものなのだな、
ということも、わかってきました」

 

リポーター
「違う成長とは?」

 

ミキヒコ
「内側から成長するというか、
音を楽しむことで、カラダが変わっていき、
その結果、動きが良くなり、
ダンス上達に結びついていく感じです。
音を楽しむ体質になっていく・・・
ジュンコ先生は『音楽体質(おんらくたいしつ)』
(第1473話参照)
と、名付けていますが」

 

リポーター
「面白い!
あのぉ、体質改善も可能ですか?
つまり、リズム感が良くない人でも、
その音楽体質になれるものなのですか?」

 

ミキヒコ
「ちゃんと音楽指導を受ければ、
もちろん、なれます」

 

リポーター
「それはいいですね!
先ほど出てきた、
ミキヒコさんが指導を受けたという
リズム・ダンスとは、
(ジュンコ先生の方を向いて)何ですか?」

 

ジュンコ先生
「リズム・ダンスとは、
リズムに乗って踊る、
海外の社交ダンス・スタイルと思ってもらえれば。
相手と和やかなムードで踊る、
コミュニケーションが主目的のダンスです。
日本では・・・あまり、踊らないですね。
競技種目ではないし、
こう、カラダを揺さぶる動きが入るので、
日本人ウケしにくいのでしょう。
ただし、海外では、競技選手であっても、
このリズム・ダンスからダンスを学ぶそうで・・・
だから、上手くなるんだって知った時、ショックでしたね。
謎が解けたように思えました。
あぁ、だから、踊りがナチュラルなのか、と。
そして、踊っていて楽しそうなんだと」

 

ミキヒコ
「僕も、そういったことを、
ジュンコ先生から聞いて、非常に納得しました。
格好や見た目だけではなく、本当に上手くなるために、
『リズムからダンスを伝える』
これは、絶対に重要だと感じました」

 

リポーター
「そういえば、
ミキヒコさんの音楽レッスンが、
開催されるそうですね。
(第3312話参照)
自分自身が伝える側に立った感想は?」

 

ミキヒコ
「緊張しています(苦笑)
来ていただけることに、感謝です。
この場を借りまして、
ご参加くださる方々、ありがとうございます。
ドラムをやっていた頃の知識が、
役立てば良いなとは思っていますが、
ジュンコ先生から、
『社交ダンサーにリズムの大切さを伝え、
有意義な実践に導くことは、容易ではない』
と、ずーっと、言われています。
僕自身、ダンスにおいては
まだまだ知らないことがいっぱいあります。
なので、
音とカラダの動きの関連、
ダンスの動きにドウ結びつくのかなどについては、
もっともっと勉強をしなければいけないなと思っています」

 

ミニ・ミニ ボイス

ラテン専科も、
ユニプラも、
すっごく、楽しかったねぇ!!
みんな、上手くなったねぇ。

音楽の力は、デカイ。
人体の法則と、音楽の合致性。
この先も、ガンガン伝えていきますよぉ。

 

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2016-02-26 | Posted in エッセイNo Comments » 
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