社交ダンスを教えるということ

2017-06-06
(第3787話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(28)~無の境地~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

ジュンコ先生
「個人セッションでは、
『あるがままのその人』と向き合える状態を作らねばならない。
そのために、天地と一体になって、エネルギーの導管になるのよ。
すると、要らない余計な感情が一切なくなるの」

 

エレナ
「感情がなくなる?」

 

ジュンコ先生
「そう、これが『個人セッション』で、
もっとも大事なことなのよ」

 

エレナ
「ジュンコ先生の私情を入れてはいけないということですか?」

 

ジュンコ先生
「その通り。
感情を抜くことで、感覚が研ぎ澄まされる。
相手が発する音を正しく受け止めることで、
いい話し合いができるのよ」

 

エレナ
「へぇ〜高度。
感情を抜くなんて、無の境地みたいですね」

 

ジュンコ先生
「そんな感じね。
でも、ここで間違ってはいけないのが、
感情を抜くといっても、
冷たく、無機質になるということではない・・・
特に論理的になっては、絶対NG
相手は決して心を開かない。
『個人セッション』自体、なりたたないわ」

 

エレナ
「そのあたりの違いが難しそうですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
『個人セッション』をする教師側が、
もともと、感情の扉が閉じているなど、
感情エリアに問題を抱えているなら、
まず、その矯正をする方が先決ね。
本来
『話し合う際は、感情を抜こう』などと、
意志を持った時点で違うのよ。
意志ではなく、自然にそうなるのがホンモノ。
だから、こういうことって、
ノウハウやマニュアルにはならない」

 

エレナ
「わぁ、ますます、高度(苦笑)」

 

ジュンコ先生
「だって、無の境地なんですもの(笑)」

 

エレナ
「そっかぁ〜」

 

ジュンコ先生
「相談相手は、
自分の言葉にならない感情を理解してもらいたいと、
欲しているわ。
その思いには、感情的に応える。
『個人セッション』中にも、
受講者と一緒に泣くこともある。
感情移入しながら聴き入るからね」

 

エレナ
「そうですよね!?
だって、ジュンコ先生は、いつも、
感情豊かにお話しされているもん。
まさか、感情抜いているようには見えない」

 

ジュンコ先生
「そうでしょうね。
だけど、ちゃんと感情のコントロールは行っているわ。
だから、感情移入といっても、溺れることはない。
空洞な感じ。
あ、それに・・・」

 

エレナ
「なんですか?」

 

ジュンコ先生
『個人セッション』が終わると、
すごくお腹が空くわ(笑)」
エネルギー消費がハンパないんだと思う」

 

ミニ・ミニ ボイス

ホテルでの休息日。
めっちゃリラックス。
ふぅ〜ってな、感じです。

自分のカラダとココロをいたわる、大事な時間だ。
といっても、頭の中は、
ダンスのことで、いっぱい・・・
ホテルの鏡で「背中」ばっか、観てます(笑)

さて、6日は特別な日。
そう!
ヒデ君のバース・デー。
45歳。
おめでとう!

久しぶりに会うねぇ。
たくさん、話そうね。

 

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