another point of view

2016-05-12
(第3397話)another point of view vol.5 敬老学(23)~大地にコネクトしながらの歩行〜 

ジュンコ先生と絆音(くれな)ちゃんの対談
「敬老学・入門」続きです。

 

ジュンコ先生
「歩行にも、
物質的側面とエネルギー的側面があるの。
何も考えず、感じることなく歩くのは、
物質的な歩行。
カラダの機能だけで歩いている、
無意識的な歩行とも言えるわ」

 

絆音
「ほとんどの人がそうですよね?
エネルギー的な歩行って、どんなだろう?
歩いているとき、何か意識したり、
感じたりしているのですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
実はね、エネルギー的歩行には、
ちょっとした段階があるのよ。
まず、初級レベル
歩行の際、カラダが色んなことをやっている
・・・それを、認知できる状態ね。
右足、左足、の体重移動感。
カラダの内側、インナーの動き。
振動感覚。
物質としてのカラダを感じている状態ともいえるわ」

 

絆音
「普通は、そんなことも感じ取っていないですよね?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
次、中級レベル
自分の氣の流れを感じている。
それによって、
『あぁ、自分は実在しているんだ』
って、捉えている」

 

絆音
「???」
ジュンコ先生
「大地とコネクトしながら歩いているのね。
歩くことで、充電しているって感じかな。
って、意味はわかるかしら?」

 

絆音
「ハイ・・・出来ませんが。
グラウンディング状態で、歩いているってことですよね?」
(第324話参照)

 

ジュンコ先生
「そういうことね。
最終、上級レベルの歩行になると、
今度は、歩いている時、意識したり感じたり
といったモロモロがと調和され、無心となる」

 

絆音
「歩く瞑想のような状態ですか?」

 

ジュンコ先生
「まぁ、そうよ。
でも、歩き始めたばかりの幼子の歩行がコレなの」

 

絆音
「え?
そんなレベルの高い歩行なのに?」

 

ジュンコ先生
「足の力みがないからね。
脚部に力がつくと、物質的な歩行になってしまう。
ほとんどが、移動するためのアクションにとどまってしまう。
でも、また、老いることによって、エネルギー的な歩行、
意味のある歩行に戻っていくのよ」

 

絆音
「意味のある歩行?」

 

ジュンコ先生
「そう。
歩行の本来の意味は、大地とのコネクトなの。
歩くことで、大地とより良い関係になり、
自分の中に、エネルギーを取り込むのよ。
そして、老年期は、歩行の中身が問われようになる・・・
さて、ラストの対人関係のお話にはいっていきましょうか。
姿勢、歩行の物質的側面、エネルギー的側面が釣り合い、
バランスが取れるに従って
対人関係も好転していくわ」

 

絆音
「わぁ〜そうなんですか?」

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”ラテン専科終了!

「背骨のゆらぎを感じ続けましょう」
結構、ハイレベルの指示であるにもかかわらず
皆さん、よーく応えてくださいました。

ワンクラス上のダンス!!
自分を
相手を
そして、二人の関係を讃える拍手も、
ホンマ、
ごっつい、エエ感じでした。

 

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2016-05-12 | Posted in another point of viewNo Comments » 
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