another point of view

2016-05-08
(第3393話)another point of view vol.5 敬老学(19)~託す、委ねる〜 

ジュンコ先生と絆音(くれな)ちゃんの対談
テーマ
「敬老学・入門」
老いることによってしかできない勉強
1つ目は「リキまない」
2つ目は「重力下での動き方」
3つ目は「意識・イメージを使う」
4つ目は「ボディ・メンテナンス」
5つ目は「バランスをとる」
6つ目は「思考を止めない」
7つ目は「相互依存を知る」
ラスト8つ目は・・・?

 

ジュンコ先生
「老いから学べること、8つ目は、
『託す、委ねる』
生きるというより、生かされている状態に入ること。
自分でシャカリキに生きるのではなく、
大いなる流れ、力に、任せる状態ね」

 

絆音
「これは、なんだか、わかります。
老いると、
『アレしなかきゃ、コレしなきゃ』
と切迫感がなくなり、
いい意味で、落ち着いていくんだなという感じです」

 

ジュンコ先生
「そうね。
老いるとね、エネルギー中心の状態になることで、
神聖な心境に、自然と導かれていくわ」

 

絆音
「よく、ジュンコ先生が言っているですね。
“天界からのツリタレフリコ状態”
(第2900話参照)

 

ジュンコ先生
「あぁ、そうね!
実は、老いるほどに、
“天界からのツリタレフリコ状態”になっていくものなのよ。
地上での執着は薄まっていくの。
徐々に、あの世へ帰り支度が始まる。
それは、この世で過ごす時間が、
少なくなってくるという意味でもある。
残った時間を、有意義に使えるように、
『託す、委ねる』
老年期に入ると、
自然とそういったフィーリングが備わってくるのよ」

 

絆音
「それは、
あきらめとは違うんですよね?」

 

ジュンコ先生
「もちろんよ!
生かされていることに感謝し、託す、委ねることで、
時間が大幅に節約できる。
今回の人生でやると決めて来たのに、
できなかったこと、
巡り合わなかったモロモロに、
着手できるようになる人いるわ」

 

絆音
「そうなんですね!
託す、委ねるって・・・とっても大切なのですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
若い頃は、なかなかできないわ。
『やるべきことはやって、
そのあとは託す、委ねる』
といっても、
何がやるべきことで、
どのあたりから託せばいいのか?委ねればいいのか?
といったことが非常にわかりにくいから。
全部、自分で決めて、
自分でやらなきゃって動き過ぎるもの。
でもね、若い頃は、それでいいの」

 

絆音
「40歳までは、ですね(笑)」

 

ジュンコ先生
「そうね。
老いると、カラダは変化するから、動きも変わる。
『託す、委ねる』ができやすくなるわ。
動きの本質を知り、
高めることができるようになっていくことができるの」

 

絆音
「動きの本質って?」

 

ジュンコ先生
「動きの本質とは
『筋肉から力を生むのではなく、
道管となって、他の力を利用して動くこと』
他の力とは、何かわかるかしら?」

 

絆音
「ダンスで習っているのは・・・
音楽からのエネルギー
それから、
天と地からの垂直エネルギー
そういったものに、託し、委ねるのですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
若い頃は、自分の筋肉から、
ダイレクトに力を出してしまえる。
スポーツやダンスでも、
それなりの結果も付いてくるケースが多いわ」

 

絆音
「だけど、本当は、ダメなのでしょ?
自分の筋肉からダイレクトに力を出すことって。
それが、リキミになるのでしょ?」

 

ジュンコ先生
「そうなの。
でも、若い頃は、無理をしていても気がつかない、
筋肉が強いから。
物質中心の時期は、それはそれで学びになるしね。
でも、老年期では、同じようにやろうとすると
『あぁ、足腰が弱くなってしまったなぁ』
『持続力がなくなった、歳のせいだ』
といった、
ネガティブな気分を誘発してしまう結果ばかりを生む」

 

絆音
「でも、それは、
エネルギー主体の動きに切り替えていないから、
なのですよね?」

 

ジュンコ先生
「そうよ。
よくわかってきたようね」

 

ミニ・ミニ ボイス

10プラ終了!
お疲れ様でした。

気がついたこと・・・
スイッチが入ると、メッチャ変わる!
自分の最高・ダンスへの扉が開くのに、
電源を入れ忘れていると、アレッ???
みなさーん、スイッチをお忘れなく。

本日、
ラテン&スタンで、また、お会いできる方々、
うれしいです!
ただ・・・
ごめんなさい、
人口密度が高くなります(汗)
スペシャル・レッスン、させていただきます。
どうか、よろしくお願いいたします。

 

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2016-05-08 | Posted in another point of viewNo Comments » 
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